1.激しい値動きの相場の心理

 FXをやっていると昨日のような激しい値動きの相場に出くわすことがあります。昨日の場合はニュースが原因でしたが、雇用統計であったり、FOMCであったり様々な要素をきっかけに相場は乱高下します。値動きが大きくても、想定通りに動いているなら自分のタイミングでエントリーすれば良いのですが、予測不能な値動きであることがあります。そういった時、人は心を無意識に惹きつけられエントリーしてしまいます。私も何度も同じ失敗を繰り返し、値動きが激しい時は特に吟味して入るように自分に言い聞かせています。

2.予測不能な相場に入らないようにするにはどうすればいいか?

 予測不能な相場には入らないようにするのが一番いいです。しかし上記でも書いたように知らず知らずのうちに惹きつけられてしまい、どんなに自分に言い聞かせても手を出してしまうのが、乱交下する相場の特徴でもあります。そのため安定して勝ち続けるためにはこういった乱高下する相場に立ち入らないために特別な対策をする必要があります。「相場を見なければいいのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんがそれではダメです。最初は予測不能な形だったチャートも見ているうちに自分の知っている形になったりするので、そういったところはせっかく値動きがあるのですから、エントリーしてチャンスを活かす必要があります。そのためチャートを見続けながら、自分を自制するための対策が必要になるのです。そういった時私が提案したいのが、「画面の物理距離を離す」ことです。相場にのめり込んでいる時は概して画面に顔を近づけて、一喜一憂しているものです。この物理距離を離すことで、案外動いていないような印象に変えることが可能です。

3.エントリーしたけど損失を出してしまったら?

 自信を持って、エントリーしたとしても損失になることはままあることです。いつもより値動きがあったため、ロスカットに引っ掛かってしまった。あるいは欲張って利益確定チャンスを逃してしまったなどです。このような時は相場の興奮と相まって、損失の興奮も加わってしまうので要注意です。この場合は売買を止めて、電源を落とすくらいした方が良いかもしれません。というのも損失が出た後の心理状態は非常に不安定で、仮に予想したトレンドに乗った2回目のエントリーをしたとしても、値動きが怖くて小さい利益で確定してしまったり、ロスカットになってないのに怖くなって微妙な損で逃げてしまったりするものです。ここでいう微妙な損とはいつも言っている危なくなったら即損切りとは別次元のものです。危なくなったら即損切りというのはチャートの形が悪くなったり、板の点滅が逆方向に傾きそうな気配を感じて損切りするものですが、ここでいう微妙な損切りはというのは単に含み損が怖いとか、チャートの値動きを見ているプレッシャーに耐えられなくて損切りするものです。冷静さを失っている時は特にこのような状況に陥りやすく安易に2回目のエントリーはすべきではないのです。今後、大きな値動きになったら証拠金を入れた状態でどうやって手を出さずにチャートを傍観できるか練習してみてください。