1.ダウ30種平均株価

 今日は株を始めるに当たり、まず叩き台のルーティンを作ってみようと思います。まず始めに確認したいのが、ダウ30種平均株価を確認するところから始めます。昨日のNY相場が強ければ、日本市場も同様に強くなる傾向があるからです。例えば、インテルのなどの決算が良く半導体関連が全体的に良かったのであれば、「半導体製造に欠かせないシリコンに強みのあるSUMCO(3436)が連れ上げするのではないか?」と考える訳です。

2.原油・金先物

 次に商品系の先物指数を確認していきます。例えば原油価格が上昇しているようであれば、電力会社や海運系の会社には燃料価格が上昇したことになるのでマイナスに働きます。また原油はドルで購入することが多いため相対的にドル高円安になりやすいです。それに金先物が上昇しているということは市場全体が景気後退への見方を強めているという見方をします。その場合、金鉱山である菱刈鉱山を保有している住友金属鉱山(5713)が業績期待向上期待から買われることがあります。

3.為替相場

 その次はドル円を確認していきます。ドル円を確認する理由は為替敏感株というドルの値動きによって連動して上げ下げする銘柄があるためです。例えばドル高円安の場合、日本は輸出企業が稼ぎ頭ですから日経平均株価全体にプラスに働きます。中でも日野自動車(7205)などの自動車関連株が強くなる傾向があります。逆に円高ドル安の場合は材料を海外から輸入して国内で販売しているような企業に良い影響を与えるので、ニトリ(9843)や大塚家具(8186)が強くなったりします。

4.日経225先物

 また日経平均先物も確認していきます。日経225先物は日経平均の先行指標と考えられており、日経225先物が仮に上昇した場合、同じように連動して日経平均構成銘柄が買われる傾向があります。ちなみに日経225先物は3・6・9・12月の第2金曜日に強制決済されます。そのため決済される前の日は機関投資家が売買を手控える傾向があり、決済日当日はたくさんの取引が錯綜し不規則な動きをします。この決済される値段と実際の日経平均との間に差額がある場合はそれを狙って取引する人もいます。この場合日経平均株価に大きな影響を与えているTDK(6762)など寄与度の高い銘柄を中心に売買されます。

5.ニュース

 さらにニュースもチェックしていきます。例えば地震が起きた場合、道路や建物の補修する需要が高まると考えられるため、太平洋セメント(5233)が買われたり、新型インフルエンザであればマスク関連銘柄であるシキボウ(3109)、北朝鮮のミサイルであれば機雷を制作する石川製作所(6208)諸外国からの戦闘機の受注であれば三菱重工(7011)が買われたりします。

6.決算

 また決算が集中する時期は、指標よりも決算の業績によって値段が動きやすくなるため、決算をチェックする必要があります。中でも赤字続きだった企業が黒字転換をすると大きく暴騰する傾向があるので、事前に四半期決算の業績目標までの進捗率をチェックしておいて、進捗がいい企業をピックアップしておくもの1つの手です。

7.マザーズ・JASDAQ指数

 日経平均株価と同時にマザーズ・JASDAQ指数などの新興市場もチェックします。日経平均株価が軟調であるにも関わらず、マザーズ・JASDAQ指数が上げている場合は新興銘柄に資金が集中している証拠なのでそういった銘柄を狙う必要があります。少し前はグリー(3632)やディー・エヌ・エー(2432)が人気でした。

8.業種別値上がり率

 相場が始まると全体的にどの業種が強いのかある程度傾向が出てきます。その際に参考にするのが、業種別の値上がり率です。もし前日のダウ平均の中で強い傾向があった業種が日本でも引き続き、強い展開にあるかはこの業種別の値上がり率で確認できます。

9.人気のテーマ

 また現在のようなコロナウイルスの一色の材料相場である場合、人気のテーマを確認する必要があります。その中で一番買われている銘柄はどれかチェックします。

10.チャートの形状

 仕手株を狙う場合、長い間揉み合いが続いているようなチャートを探す必要があります。その場合、チャートの形状という機能を使います。この機能で揉み合いを選択して月足で何年も揉み合いを続けているような銘柄は今後の買い候補としてストックしておきます。

※ここまでは楽天証券のiSPEEDアプリで確認できる項目を列挙しておきました。ここからはデスクトップアプリのMARKETSPEEDⅡでその日の出来高・売買代金・ティック回数・値上がり率をチェックして、下から徐々に上がってきているような盛り上がっている株を探します。最後に月間、年間値上がり率ランキングを株探で確認して今後の買い候補銘柄をリストアップしておきます。以上、これらのルーティンを漏れなく行うことが今後の目標として自分に課していこうと思います。