1.法律関係を調べてみよう。

 今日は法律の調べ方を勉強してみようと思います。多くの人にとって生活に密接に関わる法律ですが、「実は調べ方を知らない!」という方は多いのではないでしょうか?そこで今回は法律の調べ方を紹介してみようと思います(ちなみに私は弁護士ではないので、ツッコミどころがあればコメントください)。

2.法律関係の体系

 まず法律の体系について触れてみたいと思います。これが分かるとどの順番で法律を調べたら良いのか分かるようになります。

【調べる順番と略称】
①〇〇法⇒法
②〇〇法令⇒令
③〇〇法施行規則⇒規
④〇〇法基本通達⇒基通
⑤財務省告示⇒告示
⑥判例
※上になればなるほど概念的な基本が書いてあり、下に行けば行くほど個別具体的な内容になってきます。

【書き方】
〇〇法第一条第一項第一号イ(1)(i)

※逐条解説(コンメンタール)という全ての法律について詳しく専門家が解説しているものがありますが、公的な見解ではないのでそれがそのまま意見として使えるかと言われれば使えないため注意が必要です。法・令・規にはそれぞれ各省庁が出しているパブリックコメントやガイドラインがあるためそこで詳しく確認すると良いです。
 

3.どこで調べたら良いのか?

 ではこれらはどこで調べたら良いだろうか?具体的なサイト名を用意して見たので参考にしてほしい。基本的に逐条解説(コンメンタール)は一般の販売している書籍、判例については裁判例情報から検索することができます。それ以外は総務省が管理している「電子政府の総合窓口e-Gov」から調べることができます。また各省庁が出しているパブリックコメントやガイドラインへも直接飛べるようになっています。

 最後に実際に調べる過程を書いてみようかと考えましたが、法律の条文というのはあっちへこっちへ色々な条文に行ったり来たりを繰り返すため整理して皆さんお伝えするのは難しいと考え、今回は省略いたします。難しい条文も全て紐解いて、数学の集合で使ったような円を書きながら整理すると個人でも調べられると思います。もしたくさんの文章にとても理解が追い付かないという方であれば、早急に専門家にご相談されることをおすすめ致します。その理由は裁判例を全て参照しなければ、正しい解釈の着地点を正確に知ることができないからです。多く方はある程度のところで必ず息詰まるはずです。