1.暴落が起こった時の様子

 今日は最近起こった暴落の様子を振り返り、今後同じような場面に会った時にも適切な売買ができるように振り返りをしたいと思います。まず以下の日足を見てください。
暴落日足
上記は暴落の全体像を俯瞰してもらうためのものです。これを細かく5分足で見ていきますので、振り返りに役立ててください。

2.2020年2月27日19:15~28日4:35

 これからは5分足だけを見ていきます。
2020年2月27日19_15-28日4_35
27日の19:15頃は下げてはいたものの、一端は28日0:30に底を打ちし、急上昇しました。私はここで「おっ!V字回復して上昇相場か?」と考えていました。しかし2:50頃から雲行きが怪しくなり突然、陰線が連続し始めました。暴落時はこのような上昇に見えるダマシが多数出現します。

3.2020年2月28日4:35~12:10 2020年2月28日4_35ー12_10

上記を見るとずーと右肩下がりになっています。本当であれば、5:10頃に売りから入れば良かったのですが、明け方にスプレッドが広がるのが怖かったことと、前日も大きく下げてきて来ていて、安値も近かったことから、「反発があるかもしれない...。」と売りを入れませんでした。その後朝7:00過ぎに大きく下げ、すぐに陽線を付けて回復しました。その後ゴールデンクロスをして「上昇相場なるか??」というところでしたが、そもそも1つ目の底である直近日足安値の109.533円を抜けてからの上昇だったので「本当に上昇は続くのか?」と半信半疑だったのを覚えています。この28日の朝7:00から恐怖の大陰線形成の始まりです。朝の9時頃からずーと下げ続けます。

4.2020年2月28日12:10~22:05

2020年2月28日12_10ー22_05
そしてやっと15:40頃にゴールデンクロスし、上げる気配を見せ始めました。しかしまだ15分足の上ではゴールデンクロスもしておらず、結果的に15分足の長期移動平均線に頭を叩かれる格好で16:15から再度下落が始まりました。その後ちょっと下げた後、揉み合い相場のような形になり、22:00頃15分足の上でも初めてゴールデンクロスのような形になりました(結果的にダマシでしたが)。ここはチャートの形は合格だったのですが、板の売り点滅がとにかく強くて何度も買い勢力を押し返していました(見ていて非常にストレスが溜まった)。

5.2020年2月28日22:05~29日7:25

2020年2月28日22_05ー29日7_25
それからまたも下落が始まり、「いったいどこまで下げるんだ...。」と思っていた時、0:00にあっさりと第2の底である108.288円を割り込みました。「もうこれ以上はないだろう。第3の底は107.651円、あまりに距離があり過ぎる...。」と思っていました。そして1:00頃にV字回復が起こり始めました!「これはもしや一気に回復するか??」と思いましたが残念↓15分足の長期移動平均線に頭を叩かれ、1:35頃から下落を始め、あっさり第3の底は107.651円を割りました。5:27頃、FRBのパウエル議長が追加利下げについてコメントしたのをきっかけに徐々に上昇を始めます。「なんだ、引けにかけて急上昇するパターンだったのか...。」と思いましたが、そこまで上がらず。「これなら週明けの朝にニュースを見た人が買いに来るかもしれないな。」と思いポジションを持ち越すことにしました。

6.2020年3月2日7:25〜16:45

2020年2月29日7_25ー16_45
週明け3月2日の寄付きはどっちへ行くだろうと、事前にサクソバンク証券の板で確認して唖然。※サクソバンク証券の板は午前3時から売買できる。下に大きく窓を開けておりました。案の定7:00に寄り付いた時には60pipsの損切りが確定。心の中で「お疲れ様でした...。」と自分に語り掛けました。その後8:00に寄り付き安値は割ったものの板状の買い勢力が徐々に強くなり始めましたので8:45頃に買いを発注して見守っていると徐々に上げ始めました。そして12:45頃に売りがちょっと強くなったので利益を確定しました。その後すぐに北朝鮮がミサイルを発射したとのニュースが流れ、「間一髪だったな...。」と思ったものでした。しかし下落が始まると思いきや売り疲れしたのか、大して下がらず15:00前から再度上昇し始めました。仕方がないので再度買い直して、様子を見ていましたが売りが重そうだったので「直近の高値は抜けないだろう。」と考え早々に利益を確定してしまいました。結局、高値を抜けてしまいましたが。

7.2020年3月2日16:45~20:50

2020年3月2日16_45-20_50
その後、突然チャートが崩れ始めまた下落が始まりました。「崩れるの早いな~、もうちょっと続いても良かったのでは?」と考えましたが、急な切り返しもあるかもしれないと様子見姿勢を続けることにしました。

8.まとめ

 このような暴落相場の中で勉強になったのは、「目安なんて関係ない、底値がどこであろうと全部割る。」ということでした。下げの序盤は15分足で見るとほとんど買い場は少なかったものの、「流石に下がり過ぎだろう...。」ということで頭が一杯になっていました。しかしそんなことはお構いなしに下げ続けました。こういった下げ相場の場合、反転するポイントを探すこと自体が悪手であり、最もやってはいけない見方の1つだったと思います。ただ無心になって長期移動平均線に触れたら売り、ある程度のところで利益を確定するという回転売買か、売りを持ち続ける方法しか対応策はありませんでした。