1.私のおすすめするトラブル解決

 今日は私がお勧めするものを紹介したいと思います。私がお勧めするトラブル解決はズバリ『弁護士の相談を奨励する』というものです。会社では様々な人間関係が存在するため、色々なトラブルが起きます。会社としてはそれぞれのトラブルを未然に防ぐ、もしくは早期に処理して極力仕事に影響が出ないようにしたいものです。

2.何かあった時誰に相談する?

 仮にあなたの周りで人間関係のトラブルがあった場合、誰に相談するでしょうか?あなたの上司でしょうか?それともその会社の産業医?もしくは同僚でしょうか?もっと上の役職の人に相談する方もいそうですね。
    さて、これらの方法は本当に正しいのでしょうか?恐らく誰に相談したとしても、大方は親身に聞いてくれ、それを解決するためにトラブルになった人へそれとなく注意喚起をしてくれたり、異動などを通じて物理的な距離を離してくれたりするかも知れません。しかしそれは根本的な解決になるのでしょうか??

3.多くの場合、一度起こったトラブルはずっと尾を引き続ける

 どこの職場でも言えることですが、一度、人間関係のトラブルが起こった場合、まず解決することはありません。表面上は仲直りしたように見えても、どちらかは必ず引きずっているものなのです。お互いわだかまりが残るのは良くないと考え、当事者同士を会議室に呼び、上司の監督のもと話し合いをさせる方もよく見ますが、これも時間の無駄となってしまいます。

4.自分がどう見られているのかバイアスを理解する

 従業員は上司や経営者を見る場合、無意識に『会社の不利益になることはしてくれないんだろうな。』と見ています。例えば部署内である社員Aが社員Bに対して暴行したという事象があるとしましょう。会社としては誠実に対応するつもりでいたとしても、従業員は『内々で話し合いをさせて解決を促すくらいしかできないだろう』と思っていたりします。本来、従業員はそういったバイアスのない相手に相談して解決を図りたいと考えているものです。

5.第三者の弁護士が最も適任

 そういった時、会社が弁護士に相談することを全面的に奨励している場合はどうでしょうか?自分自身が選んだ全く関係のない第三者に相談して法的には違法なのかどうなのか教えてもらえる。これは随分と解決に近づくのではないでしょうか?もちろん本当に解決したければ、裁判という形になるかと思いますが、とかく裁判と聞くと大事になったと一般の人は考えるものですが、実は違います。裁判は公的に用意された喧嘩の場です。『ここでなら思う存分、戦っていいですよ。』と国がお墨付きをくれているわけです。逆をいえば、それ以外の場所で口論する方が反社会的とも取れるわけです。裁判になるかならないかは分からないにしろ、そういった方法でトラブル解決を導いてあげることが最も会社の透明性と公平性をアピールできます。※普通の会社はまずこのような方法は取れません。デメリットしか浮かばないからです。
   もちろん法テラスで法律の無料相談という方法もありますが、元来法テラスは無料という性質上、法律の一般的な見解は得られるものの、個々の事象を加味した厳密な意味での判断は得られることは少ないとも言われます。そういった意味できちんとした第三者の弁護士に依頼することは厳密に判断できる方法と言えるでしょう。