1.ジワジワ上げるパターン

 今日は決済注文の仕方について考えてみたいと思います。例えばあなたがドル円を1単位赤〇の時点で買ったとして、次のようなチャートになった場合どのような決済をすれば良いでしょうか?
決済注文
これは比較的分かりやすいパターンでジワジワと右肩上がりになっているため、上がるたびにロスカットのラインを上げていけば、しばらく上昇した後、下に触れて決済されるが理想です。トレーリング注文を活用するのがいい場面です。このようなジワジワとした上げは長続きしやすい傾向があり、ある程度上がったところで、見込みで決済してしまうとその後の上げ余地を逃してしまう可能性の方が高いです。

2.突然急騰し始めたら?

 では次のような場面はどうでしょうか?
決済注文 (1)
始めはジワジワと上げていましたが、一気に急騰しました。この場合はトレーリング決済に任せずにいったん急騰が止まったところで決済注文を手動で出します。その理由は急騰すると、買いたい人が注文を出し切ってしまい継続して買ってくる人が少なくなると考えられるためです。もちろん急騰が続く場合もあります。例えば強烈な金融緩和など材料があって急騰した場合などはそのまま持ち続けても良いかもしれません。しかし多くはジワジワ上げた後の急騰はいったん下に振れることが多いです。

3.波ができて上昇する場合

 最後に波ができて上昇する場合です。
決済注文 (2)
この場合もトレーリング決済に任せずに青い〇ところで決済します。そしてまた次に赤〇で買い直しを行います。この時、よくやってしまいがちなのが下値が切り上がっているのだから、トレーリングに任せて持ち続けてしまうことです。このような波で上げる場合はジワジワ上げに比べて途中で下落に反転してしまう場合が多く、持ち続ける戦略をとっても結果的に利益が残らない場合が多いのです。そのためある程度波で上がっていると分かる場合は逐一決済して途中で下落に転じて損切りさせられたとしても利益が残るようにしていきます(このような売買を回転を効かせると言ったりします)。
 このように様々な決済パターンがあり、状況に応じて戦略を変えていく必要があります。是非、参考にされて見てはいかがでしょうか?