1.発注と決済を同じ判断基準で売買しているわけではない。

 今日は発注と決済の判断基準の違いについて書いてみたいと思います。FXの売買をする時、買いと売りは表裏一体なのだから、同じ判断基準でやっているのだろうと考えている方が少なからずいらっしゃいます。もちろん同じ判断基準で売買している投資家はいらっしゃるかと思いますが、私の場合は違う方法をとってます。

2.発注時の判断基準

 例えば買い注文から入る場合を想定すると買いで入る時は、5分足と15分足の長期移動平均線と短期移動平均線がゴールデンクロスした後の最初の押し目が多いです。また板の様子を見てほとんど売り注文は出なくなったのを確認します。

3.決済時の判断基準

 一方、決済時に判断基準は基本的に波ができることを前提としているので、買った後に上げて5分足の長期移動平均線から乖離が広がったら、一旦売り。5分足の長期移動平均線に触れずにじわじわ上げるようなそのまま持ち続けて、5分足の短期と長期の移動平均線がデットクロスしたら売りという具合です。

4.発注時と決済時の何が違うのか?

 発注時と決済時の違いは板を目安にするかどうかです。新規で発注する時は気持ち的にニュートラルなことが多いので、板の様子を正確に判断することができるのですが、決済時は「そろそろ下がるんじゃないだろうか?」という感情的フィルターがかかっているのであまり正確ではないのです。結果、そろそろ買い注文が出なくなっただろうと思っても、そこからさらに上げたりすることはよくあります。
 また決済時は15分足のデットクロスを待つことはしません。これだとほとんど取れずに終わる場合が多いからです。売買の基本は上に行った時に売らなければならないので、15分足がデットクロスするまで待ってしまうと、大相場の時は大きく取れますが、普段の値動きが少ない相場ではむしろ損失が増えることの方が多いように思います。
 これらの新規の発注時と決済時の判断基準の違いは売りから入った場合も同様にひっくり返して考えて使っています。